昭和精吾事務所公演『氾濫原-はんらんげん-』にて幻想音楽劇『血系譜』〜岸田理生「吸血鬼」より〜再演


こもだが代表をつとめる昭和精吾事務所にて、ゲストに演劇実験室◎万有引力の小林桂太を迎え、麻人楽音楽劇『血系譜』再演!

2017/12/14 新宿・シアターPOO
昭和精吾事務所『氾濫原』 にて上演
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麻人楽 音楽劇13『血系譜』〜岸田理生「吸血鬼」より〜

構成・演出:こもだまり(昭和精吾事務所)
音楽・映像:西邑卓哲(FOXPILL CULT)

 

「ここは、俺の記憶にある。はじめて来た場所だというのに、俺はここを知っている。
ひょっとすると俺の親父が来たのか、それともジイさんか、あるいはもしかして、俺が…。」


来たこともないはずの土地に既視感を覚える男、避雷針売り。
逢魔が時に現れた姉妹に誘われ、坂の上の一軒家に泊まる。

 

夜を繰り返すうち、自分の身体に異変を感じる男。
「体が、どうも怠い…。喉が乾く。太陽が針のように眼に突き刺さる…」

 

「あなたは、血になって流れ入って、」
「私の中で孕み返されて、そして、」
「同じ種族の獣になるんです。」
「獣に?」
「血の花婿に。」

 

ひとしずく…赤い小さい血の一滴。

「待ってくれ!俺は噂じゃない。噂は…噂はあいつだ!」


麻人楽音楽劇13『血系譜』

[出演]
毒子:こもだまり
薬子:左右田歌鈴

避雷針売り:小林桂太(演劇実験室◎万有引力)

男(声):イッキ

[Ag.演奏]
西邑卓哲(FOXPILL CULT)

[映像音声出演]
稲川実加・麻宮チヒロ・鋤柄拓也

 

 

 
 
 
 
   
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