2018.12『氾濫原-はんらんげん-』の四人で再び送る、岸田理生「吸血鬼」を原作とした幻想音楽劇『血系譜』
ゲストに演劇実験室◎万有引力よりふたたび小林桂太氏、そして音声ゲストに森ようこ氏を迎えての再演!
今回のために撮り下ろした映像も追加してさらにパワーアップした形でお届けします。
2019/8/9(金)19:30〜19:55 東高円寺U.F.Oclub
FOXPILL CULT自主企画 ポトラッチデッドvol.32『奇情天人祭』 にて上演
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麻人楽 音楽劇15『血系譜2019』〜岸田理生「吸血鬼」より〜
構成・演出:こもだまり(昭和精吾事務所)
音楽・映像:西邑卓哲(FOXPILL CULT)
「ここは、俺の記憶にある。はじめて来た場所だというのに、俺はここを知っている。
ひょっとすると俺の親父が来たのか、それともジイさんか、あるいはもしかして、俺が…。」
来たこともないはずの土地に既視感を覚える男、避雷針売り。
逢魔が時に現れた姉妹に誘われ、坂の上の一軒家に泊まる。
夜を繰り返すうち、自分の身体に異変を感じる男。
「体が、どうも怠い…。喉が乾く。太陽が針のように眼に突き刺さる…」
「あなたは、血になって流れ入って、」
「私の中で孕み返されて、そして、」
「同じ種族の獣になるんです。」
「獣に?」
「血の花婿に。」
ひとしずく…赤い小さい血の一滴。
「待ってくれ!俺は噂じゃない。噂は…噂はあいつだ!」
麻人楽音楽劇15『血系譜2019』
[出演]
毒子:こもだまり
薬子:左右田歌鈴
避雷針売り:小林桂太(演劇実験室◎万有引力)
男(声):イッキ
女村長(声):森ようこ(演劇実験室◎万有引力)
[Ag.演奏]
西邑卓哲(FOXPILL CULT)
[映像出演]
稲川実加・麻宮チヒロ・鋤柄拓也