桟敷の扉
劇団の思い出 その8

海外公演の稽古が始まった。寺山さんを囲んでの打ち合わせ仮面劇「犬神」である。
左から前田律子(白の洋服)、新高恵子(着物姿)、寺山さん、新宿新次、私、萩原朔美、下馬二五七(斜め前向き)等の先輩諸氏。場所は渋谷天井桟敷地下劇場。まだ「時代はサ−カスの象にのって」が上演されていて寺山さんの右バックに巨大な張りぼてが置かれている。後日、その頃の稽古がいかに大変だったか稽古日誌とともに公開する。
写真は萩原朔美著「思い出のなかの寺山修司」筑摩書房出版から挿入させて頂いた。写 真提供は九條今日子嬢になっている。1992年12月15日第1版発行。実に面白い、出版社に問い合わせれば有るかもしれない。是非!と言う事でご両人には無断使用の件、宜しくご勘弁の程を。


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