桟敷の扉
劇団の思い出 その9

劇団はその頃世界最大大手の航空会社、パンナムの協力を得た。その過程は知らないが世界のどこへでも飛んで行ける分厚い航空券2冊が渡された。写 真を撮られる時は必ずパンナムがくれたバッグを前面に出すこと。これが条件であった。パン・アメリカン航空で思い出すのが大相撲で優勝者へ渡される巨大なトロフィ−だった。羽織、袴姿で「ひょう〜しょう〜じょう〜」たどたどしい日本語で毎場所千秋楽を沸かせた。なぜ忽然と名前が消えたか私は知らなかった。


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