精吾の扉
昭和精吾について その3


「時代はサ−カスの象にのって」の初日から数日経って、私は雑記のような形でヨ−ロッパ公演の稽古スケジュ−ルや本番での反省、そしてその日の日常的な出来事まで手当たり次第にノ−トに書きなぐっていった。在団中、8冊ほどになるがこれがその1部である。
書き始めが3月18日(木)富士海外へ手続き抄本、印鑑、写真等。これは一体何だったんだというのもある。
AM9:00原宿、劇団、飯田橋、板橋。劇団とメモってあるから借金で駆けずりまわったのとも違うしな。
解せぬ。
もっと解せぬ事はノ−ト上の名前がすべて昭和精吾になっていることである。
初演のポスタ−は鎌田賢であったし実に不思議である。

 

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