お待たせ致しました。昭和精吾事務所21世紀幕開け公演です。



◎寺山修司メモリアル特別公演◎
寺山修司・作  映画【書を捨てよ町へ出よう】の世界

月刊テラヤマ新聞の今月号はこの公演の特集号です。画像はこちら¥100です。






第一部/映画「書を捨てよ町へ出よう」の上映(16mm)




第二部 /「修司さんへの手紙」
出演=佐々木英明・本堂綾
(佐々木英明=映画「書を捨てよ町へ出よう」主演俳優)




第三部 /長編叙事詩「李庚順」

出演=昭和精吾




第四部 /映画「書を捨てよ町へ出よう」での寺山修司の世界を語る

出演=萩原朔美 森崎偏陸 稲葉憲仁 佐々木英明 昭和精吾
(以上 元・天井桟敷)

司会=八尾建樹












会 場=亀戸カメリアホール(カメリアプラザ内)(JR亀戸駅北口2分)

日 時=5月6日(日) 開場2時半・ 開演3時(終演予定8時)
入場料=前売り 当日共 ¥2000(全席自由・入場整理番号付)
*当日券(整理券付)は劇場受付にて朝10時より販売致します

【構成・演出・出演】昭和精吾
【音 楽】J.A.シーザー
【照 明】斎藤真一郎(A.P.S.)
【音 響】森崎偏陸
【舞台監督】八尾建樹・イッキ
【企画・制作】昭和精吾事務所 八尾建樹 こもだまり 諏訪友紀 相田静香
【協 力】人力飛行機舎 月刊テラヤマ新聞 Inter/Artists/Label/【gold】 石川アキラ



■構成及び公演内容■( 昭和精吾・記)


第一部/映画「書を捨てよ町へ出よう」の上映


この映画は1971年度制作上映された寺山さん初の長編映画監督作品でサンレモ映画祭グランプリに輝いた作品である。日本アート・シアター・ギルドおよ人力飛行機プロダクションの提携作品で寺山さんは制作・原作・脚本・監督の四部門を1人で受け持った。
主 人公=「私」は第二部に登場する現在青森在住の詩人、佐々木英明が見事に好演した。

(上演時間・約2時間20分)


*当日、昭和精吾所蔵のこの当時の台本が寺山さんの生原稿と共に客席に回覧される。



第二部 /「修司さんへの手紙」
出演=佐々木英明・本堂綾

青森では英明とは2度ほど一緒に公演した事があった。確か2度目の公演の時だったと思うが、その時、始めてこの詩を舞台袖で聞いた。衝撃が走った。内容は明かすまい。共演者、本堂綾は2年ほど前、青森県立平内高校創立20周年記念公演として寺山さんの「テーブルの上の荒野」を上演した時、一緒だった生徒の一人であるが残念ながら多分あの生徒かな、ぐらいしか思い出せないが英明直々の推薦であれば相当の力を持った朗読者に他ならない。本番を期待している。

(上演時間・40分)




*1998年 青森市「一日だけの天井桟敷」 市街劇「人力飛行機ソロモン」にて佐々木英明氏(左)と


第三部/長編叙事詩「李庚順」
出演・昭和精吾



「われに五月を」でお馴染みの寺山さんの作品である。生前、麻布にあった天井桟敷館で稽古をし、それなりに助言を受けそれ以上に怒られもした。写真はその頃の昭和である。早稲田大学構内での森田童子とのジョイント・コンサートでは、女優の(当時はまだ高校生だったろうか?)高橋ひとみと一緒に見に来てくれた。寺山さんはこの1年後に他界することになる。

(上演時間・40分)




第四部/トーク「映画・書を捨てよ町へ出よう」での寺山修司の世界を語る


このコーナーに出演する萩原朔美(多摩美大教授)稲葉憲仁(月刊テラヤマ新聞編集長)、そして森崎偏陸は寺山さんの義弟となった人でいずれもこの映画で演出グループを受け持った。他に東由多加、前田律子等の名前も見えるが東氏は逝き前田さんは療養中である。
主演した佐々木英明を交えどんな寺山像が浮き彫りになるのか楽しみである。もちろん観客との質疑応答も設けてある。何なりと質問をしてもらいたい。ただし、判らない事はお答えしかねる。最初自分が司会をやろうかと思ったが、それでは余りに身内の話になりすぎるのではないかと恐れ、あえて生身の寺山さんを知らない世代八尾建樹を選んだ。
当日客席にはマイクが2本用意される。遠慮なくどうぞと申し上げて心からお待ちしている。 最後に本番当日は若干の構成に変更があり得る事もご承知願いたい。

(上演時間・1時間)





*終演時間は午後8時を予定しております。



■整理券付きチケット購入方法■

◎ ご予約受付方法


当日受付にてご予約順の整理番号付きチケットを取り置き致しますので、開場(2時半)の15分前までに劇場受付けにてご精算の上チケットをお受け取りください。


メール予約:nanten@tky.3web.ne.jp(5月6日午前1時まで受付)




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