寺山修司命日特別公演 『われに五月を』のご案内

寺山修司命日特別公演
「われに五月を」

今はなき渋谷ジァン・ジァンで毎年命日の頃にに上演されてきた伝説の「われに五月を」が特別 バージョンで復活!
ゲストに三上寛氏を迎え、熱い舞台になること必至。
お見逃しなく!

作:寺山修司  音楽:J・Aシーザー
構成・演出・出演:昭和精吾
共演・三上寛

日時:
2002年5月4日(土)
会場:
初台The DOORS  TEL/03-5300-5800
(京王新線初台駅下車・北口側 新宿駅よりひと駅)
 

 

時間:
昼の部(開演)2:00
 ※30分前開場 夜の部(開演)7:00

 

「寛、40になっても50になっても何時までもGパンを履いて現役でいたいね」。 まだ20代だった頃、冗談に話していたことが今現実のものとなってしまった。

昨年末、22人でドアーズにお邪魔した時、私は丁度還暦を迎えたばかりだったが誰よりも喜んでくれたのが三上寛であった。「来年また一緒にやろうよ」寛に急き立てられながらドアーズのご厚意で実現したのがこの企画である。
自分のこの叫びも後そう長くは続くまい。その時その時の瞬間を大事に寛に負けず思いっきり叫ぼうと思っている。

「昭和、必ず見に行く  寺山」。
先日寺山さんから嬉しい連絡が入って来た。構成も衣装も小道具も初演当時そのままの公演となる。 あの薄暗い天井桟敷館の地下劇場で徹夜で口移しで叩きこまれた厳しかったマン ツーマンの稽古も昨日のように思われる。演出・寺山修司。こう記すのが正解だったのかも知れない・・・・・。
是非、見に来て頂きたい。

(昭和精吾 談)

 

前売・予約:

一般   3000円
高・大学生2800円

当 日:

     3500円

(いずれも1ドリンク付)

 

~構成表~
(予定につき変更することもございます)

客入れ
(昼)1時30分・(夜)6時30分

生前を偲んで寺山修司講演より寺山さんの声が流れる中 恐山のスライドなど数枚が映し出される

第1部(60分)

「暴に与ふる書」より短歌10首および「恐山和讃」 長編叙事詩「李庚順」「おさらばの辺境」等  スライドととも寺山さんの生原稿が等が客席回覧に上演

ひきつづき「力石徹への弔辞」「邪宗門より鞍馬天狗」「アメリカよ」「朝鮮詩集」仮面 劇「犬神」の一部上演等

第2部

昭和精吾・三上寛トーク


第3部
(60分) 

三上寛コンサート「寺山さん、俺元気です」(仮題)

第4部(30分)

昭和精吾再登場
「雪か?」より「国家論」そして「寺山さんへの70行」の上演にてエンディングへ

 

以上、4部に渡り2時間を超える寺山さんを偲ぶ一大イベントの予定。途中休憩等はございません。

 

(2001年大阪公演での「アメリカよ」)